2015年9月、国連サミットにおいて、17の目標と169のターゲットを掲げるSDGs(持続可能な開発目標)が、採択されました。
 
 下川町では、SDGsをまちづくりのツールと捉え、①チェックリスト(17の目標から地域を見つめ直す)、②バックキャスティング(将来像から逆算して必要な対策を考える)、③ブランディング(SDGsの枠組みを通じた情報発信)、④パートナーシップ(多様な主体との連携による課題解決)の4つをSDGsを取り入れるメリットと考え、持続可能な”しもかわ”を実現することで、SDGsの達成に寄与していくことができるものと考えています。
  
 また、町民10名が中心となり、半年間に合計13回の議論のもと、「2030年における下川町のありたい姿」を策定し、町独自に7つの目標を設定しています。この「ありたい姿」は、町民が策定した2030年ビジョンとしてだけではなく、町の最上位計画である「第6期下川町総合計画」など主要な行政計画の将来像にも位置付け、行政内では町長を本部長とする「下川町SDGs推進本部」を設置しながら、必要な施策や事業を展開しています。7つの目標ごとに、住民指標(住民が設定した39項目)と行政指標(行政が設定した80項目)を体系化しながら進捗管理を進めるとともに、町内外の多様な人々と連携して取り組みながら、「ありたい姿」の実現を目指しています。